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島根 | 2023年7月28日(金) |
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広島 | 6月29日 マルチメディアスタジオ |
広島・福山 | 6月30日 福山駅前シネマモード |
廃校になった小学校に集まった子供たちと大人たちは、
映画撮影を始めた。
2021年3月、島根県にある「出雲市立東小学校」が廃校になりました。 この小学校の卒業生である監督・堀内博志(『私の知らないあなたについて』)と、その同級生の撮影監督・原俊介(『いざなぎ暮れた。』)は 「東小学校を舞台に子供たちと映画を作ろう」と、映画製作の企画をスタートさせました。
しかし、コロナ禍の影響でなかなか撮影の目処が立たず、 延期の繰り返し。 東京在住の監督・堀内は、 気軽に出雲へ帰ることができなくなった状況下で、 「映画に出演したい」 という東小学校に通っていた子供たちと、 リモートで色々な話をしました。
彼ら、彼女らの東小学校への思いや夢を聞き、 「今、この状況をそのまま映画にしよう」と構想を練り直し、ついに本作の撮影を開始することに。
少子化による小中学校の統廃合は、2019年から2021年までの3年間で430件を超えています。日本中、どこでも起こりうることです。 大好きだった学校がなくなってしまうこと。さらには、パンデミックで思うような学校生活が送れなかったこと。そんな中でも、子供たちは夢と希望を持って生きているのです。
原風景の残る出雲の地で、即興演出と自由な撮影方法で描かれた映画「東小学校」あなたの想い出にきっと寄り添ってくれます。
廃校になった小学校に集まった
子供たちと大人たちは、
映画撮影を始めた。
2021年3月、島根県にある「出雲市立東小学校」が廃校になりました。 この小学校の卒業生である監督・堀内博志(『私の知らないあなたについて』)と、その同級生の撮影監督・原俊介(『いざなぎ暮れた。』)は 「東小学校を舞台に子供たちと映画を作ろう」と、映画製作の企画をスタートさせました。
しかし、コロナ禍の影響でなかなか撮影の目処が立たず、 延期の繰り返し。 東京在住の監督・堀内は、 気軽に出雲へ帰ることができなくなった状況下で、 「映画に出演したい」 という東小学校に通っていた子供たちと、 リモートで色々な話をしました。
彼ら、彼女らの東小学校への思いや夢を聞き、 「今、この状況をそのまま映画にしよう」と構想を練り直し、ついに本作の撮影を開始することに。
少子化による小中学校の統廃合は、2019年から2021年までの3年間で430件を超えています。日本中、どこでも起こりうることです。 大好きだった学校がなくなってしまうこと。さらには、パンデミックで思うような学校生活が送れなかったこと。そんな中でも、子供たちは夢と希望を持って生きているのです。
原風景の残る出雲の地で、即興演出と自由な撮影方法で描かれた映画「東小学校」あなたの想い出にきっと寄り添ってくれます。
story
コロナ禍の煽りを受け、仕事も家庭も失いつつある、映画監督の中尾(亀尾佳宏)。そんなころ、島根県出雲市にある「東小学校」が少子化の影響により廃校になった。 東小学校の卒業生である中尾は、地元東地区の公民館職員・大橋(石橋磨季)から、「東小学校の想い出を映画に」と映画の撮影を依頼される。気が乗らないまま渋々出雲へ帰った中尾は、廃校となった母校を見て回るが、映画のアイデアは全く浮かんでいなかった。
依頼を投げ出して東京へ戻ろうとしているところを、地元ボランティアのスタッフ・花田(板花とーや)に引き止められ、初心者マークの荒い運転で地区中を連れ回され、映画に出演する予定の子供たちに「東小学校の想い出」を聞いて回ることに。子供たちの思いや夢に触れていき、中尾は、ついに映画「東小学校」の撮影を始めることになるが……。
cast
中尾修吾 役 亀尾佳宏
島根県安来市出身。県内の高校で高校教諭として勤務する傍ら高校演劇、雲南市創作市民演劇、劇団一級河川という3つのフィールドで演劇活動を行う。劇王など、各演劇コンクールにおいて、上位賞を多数受賞。2022年に東京で開催された「若手演出家コンクール2021」では、顧問を務める三刀屋高校掛合分校の演劇同好会の部員とともに最優秀賞を受賞し、2023年には東京・下北沢の「劇」小劇場にて、その記念公演が行われた。また、部員らと出演したドキュメンタリー映画「走れ! 走れ走れメロス」は下北沢映画祭で四冠を達成したほか、さまざまな映画祭で入選。過疎化が進む島根県で、『生活をしながら演劇を創ることを楽しめる人口と、観ることを楽しめる人口』を増やすべく、目の前にいる人たちと創作活動を続けている。
花田春樹 役 板花とーや
エフエム山陰アナウンサー。山形県出身。大学進学と共に島根県に移住。現在は、山陰の魅力を人々に伝えるため、そして人々に癒やしや元気を届けられるよう活動中。高校時代に演劇にハマった経験と持ち前の元気の良さ、明るさが監督の目に止まり、今回ヒロインに抜擢される。
大橋 役 石橋磨季
21歳から演劇を始める。 2016年より、秋風亭てい朝に師事。社会人落語家、秋風亭こばことして高座出演を始める。他にも芝居、朗読など出演多数。主な映像出演「モヒカン故郷に帰る(看護師 千葉役)」「孤独のグルメ 年納め!瀬戸内出張編〜」。堀内博志監督作品は「Boys Don't Cry」に続き、二度目の出演。
石倉慎吾
島根県松江市生まれ。高校卒業後、語学研修のためアメリカへ。帰国後、大阪ビジュアルアーツ専門学校へ入学。2年間映画制作に明け暮れ、卒業作品が最優秀作品賞を得る。映像制作会社から独立後、映画・CMなど多岐に渡る分野で演出家・プロデューサー・撮影監督として12年間のもあいだ活躍。同時期に、自らの映像団体で多数の長編映画を制作。映画「光の道」は島根県立美術館で特集上映された。 2013年~15年まで、ロシア イルクーツク国立言語大学でロシア語・文学・歴史を学ぶ。帰国後、映像制作ソラリスを同志と立ち上げる。
真咲 郁
島根県松江市出身。表現家。2008年に東京で集団as if~を旗揚げし、舞台の中にインプロを取り入れたスタイルの作品を上演。2018年に劇団を解散。その後、経験を活かしインプロショーや演劇ワークショップなども開催している。現在は山陰にも活動の幅を広げ女優、イベントMC、キャスターなどとして活躍中。しまね演劇コンクール2018にて、最優秀女優賞を受賞。
石倉慎吾
島根県松江市生まれ。高校卒業後、語学研修のためアメリカへ。帰国後、大阪ビジュアルアーツ専門学校へ入学。2年間映画制作に明け暮れ、卒業作品が最優秀作品賞を得る。映像制作会社から独立後、映画・CMなど多岐に渡る分野で演出家・プロデューサー・撮影監督として12年間のもあいだ活躍。同時期に、自らの映像団体で多数の長編映画を制作。映画「光の道」は島根県立美術館で特集上映された。 2013年~15年まで、ロシア イルクーツク国立言語大学でロシア語・文学・歴史を学ぶ。帰国後、映像制作ソラリスを同志と立ち上げる。
真咲 郁
島根県松江市出身。表現家。2008年に東京で集団as if~を旗揚げし、舞台の中にインプロを取り入れたスタイルの作品を上演。2018年に劇団を解散。その後、経験を活かしインプロショーや演劇ワークショップなども開催している。現在は山陰にも活動の幅を広げ女優、イベントMC、キャスターなどとして活躍中。しまね演劇コンクール2018にて、最優秀女優賞を受賞。
沖山マコト
「自分の足で立ち上がることが出来なくなるまで、様々な物語のワンピースでありたい」をモットーに、広島を中心に映画俳優として活躍。出演に 「Boys Don’t Cry」(堀内博志監督・2018)、 「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」(大林宣彦監督・2020)、「吟ずる者たち – 劇場用日本酒映画」 (油谷誠至監督・2021)、 「孤狼の血 LEVEL2」(白石和哉監督・2022)、 「いちばん逢いたいひと」(丈監督・2022)、 映画「こちらあみ子」(森井勇佑監督・2022) その他CM、MVなど多数出演。
Aiko
沖山マコトの妻。4児の母。
趣味はウィンドウショッピングで、特技は料理。座右の銘は『優しさ』。
平田雄也
沖山マコト
「自分の足で立ち上がることが出来なくなるまで、様々な物語のワンピースでありたい」をモットーに、広島を中心に映画俳優として活躍。出演に 「Boys Don’t Cry」(堀内博志監督・2018)、 「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」(大林宣彦監督・2020)、「吟ずる者たち – 劇場用日本酒映画」 (油谷誠至監督・2021)、 「孤狼の血 LEVEL2」(白石和哉監督・2022)、 「いちばん逢いたいひと」(丈監督・2022)、 映画「こちらあみ子」(森井勇佑監督・2022) その他CM、MVなど多数出演。
Aiko
沖山マコトの妻。4児の母。
趣味はウィンドウショッピングで、特技は料理。座右の銘は『優しさ』。
平田雄也
映画に出てみたいと思った理由は? |
たのしそうだったから |
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映画に出てる自分を見てどうだった? |
はずかしかった |
好きな言葉は? |
すき |
将来の夢は? |
やさしいママになること |
東小学校でお気に入りの場所は? | 校庭 |
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映画撮影で面白かったことは? | 運動会の撮影が面白かったです |
完成した映画をみて思ったことは? | 自分がもっと出ているかと思った |
東小学校でお気に入りの場所は? | 図書室 |
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将来の夢は? | 優しい人になる |
完成した映画をみて思ったことは? | みんなの演技がすごかった |
映画撮影で面白かったことは? | 大渋山登山でみんなで登ったこと |
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完成した映画をみて思ったことは? | みんなの演技がすごいと思った |
映画をどんな人に見て欲しい? | 家族 |
好きな給食メニューは? | さばの味噌煮、わかめご飯 |
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映画撮影で面白かったことは? | 休憩時間に出演者やスタッフさんとお話したこと |
完成した映画をみて思ったことは? | 知っている場所が映っていて嬉しかった |
映画に出ている自分を見てどうだった? | とても楽しそうだと思った。 |
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完成した映画をみて思ったことは? | 自分が映画に出ていることが夢みたいだった。撮影していたときにはどんな風になるのか想像できなかったけど、完成した映画を観たら、すごく面白かったし、ちゃんと映画になっていてビックリした。こんな風にして映画ができるんだと思った。 |
好きな学校行事は? | 運動会 |
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映画に出てみたいと思った理由は? | 東小学校の思い出が作りたかった |
映画に出てる自分を見てどうだった? | 楽しそうにしていて良かった |
完成した映画をみて思ったことは? | 友達や知り合いの人がたくさん出ていて面白かったです。東小学校での楽しかった事を思い出しました。自分の住んでいるところにはたくさんのきれいな場所があるんだなと思いました。監督役の俳優さんが場面ごとに色々な表情をしておられて、本当の監督として生きているみたいに思えてすごいなと思いました |
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映画をどんな人に見て欲しい? | 東地区の人、自分の出身の学校がなくなってしまった人 |
東小学校の思い出は? | 休み時間に友達と木登りをしたり秘密基地を作ったりやんちゃな遊びをしたこと。 |
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完成した映画をみて思ったことは? | 「こんな物語だったんだ…」(驚き) |
撮影中大変だったことは? | 大変だったことはない。 |
好きな学校行事は? | 修学旅行 |
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完成した映画をみて思ったことは? | 個々のストーリーが繋がるとキチンとした映画になるから凄いなと思った。 |
もし自分が映画監督になったらどんな映画を撮りたい? | アクション映画 |
東小学校でお気に入りの場所は? | ターザンロープ |
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映画に出てみたいと思った理由は? | 姉(陽南)が出たから |
姉妹で映画に出てどうだった? | 楽しかったです! |
趣味・特技は? | 漫画を読むこと。絵を描くこと |
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姉妹で映画に出てどうだった? | 思い出になりました。 |
将来の夢は? | 薬剤師 |
東小学校でお気に入りの場所は? | 教室 |
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おばあちゃんと映画に出てどうだった? | 記念になったから良かった |
撮影中大変だったことは? | 台本がなかった事 |
好きな学校行事は? | 修学旅行 |
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完成した映画をみて思ったことは? | 映画の内容が面白い |
映画に出てみたいと思った理由は? | 東小学校最後だから協力したいと思った |
東小学校でお気に入りの場所は? | 校庭。 |
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息子さんと映画に出てどうでしたか? | 最初は緊張しましたが、堀内監督が気さくな方で楽しく撮影が進んだのでよかったです。とても良い思い出になりました。 |
完成した映画をみて思ったことは? | 映像がとても綺麗でした。東地区の風景が切り取られていて一片の絵画の様にも見えました。撮影中はある場面しか撮らないのでどんな映画になるのか想像できなかったですが、完成してみて、あ〜こんな話になるんだ〜、と映画の醍醐味を知りました。 |
子供の時好きだったことは? | サッカーや野球など体を動かすこと。 |
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映画撮影で面白かったことは? | 子供達のカメラに向かって真剣に演技しているところ。演技を楽しんでいる自分。 |
映画に出てみたいと思った理由は? | 俳優になりたかった。冗談(笑)。子供のオーディションについて行ったら一緒に受けていた。 |
趣味・特技は? | 韓流ドラマ、宝塚観劇、釣り。 |
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完成した映画をみて思ったことは? | 子供達の表情が上手く撮れていると思います。 |
お孫さんと映画に出てどうでしたか? | 一緒に映画に出て良かったと思います。二度と無いことで記念になりました。 |
映画に出てみたいと思った理由は? | 友人に誘われて。還暦の記念と思い。 |
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撮影現場の様子はどうでしたか? | 皆さん、がんばっておられ、和やかでいい雰囲気でした。 |
これからの夢は? | 磯釣りの全国大会で優勝すること。 |
staff
脚本・監督・編集 堀内博志
監督・脚本・プロデューサー。 映像制作会社PERFECT WORLD代表。
監督・脚本作品に『反抗』(PFFアワード2010)『私の悲しみ』(TAMA NEW WAVE2011グランプリ・女優賞受賞)『縁(えにし)〜The Bride of Izumo〜』(ハワイ国際映画祭、上海国際映画)『Please Please Please』(北京国際映画祭)『Sea Opening /シー・オープニング』(台湾劇場公開)『私の知らないあなたについて』(2022公開)
34歳で県内の映像制作会社に入社。 その後、独立し、数多くのCM・番組・映画制作に関わり、島根広告賞なども受賞。
2019年には松江市美保関を舞台に制作された「いざなぎ暮れた。」の撮影監督を務め、同映画はヒューストン国際映画祭など世界各国の映画祭で21冠&38入選を果たす。 自身も第17回モナコ国際映画祭において最優秀撮影賞を受賞。映画監督堀内博志とは、小学校、中学校の同級生。
1987年生まれ。静岡県出身。
主な映画音楽作品:キネマ旬報文化映画ベスト・テン第6位『武蔵野 江戸の循環農業が息づく 』、元農林水産大臣の山田正彦氏プロデュースによる『食の安全を守る人々』(監督:原村政樹)、タリン・ブラックナイト映画祭、プチョン国際ファンタスティック映画祭公式上映作品『未曾有』(監督:工藤将亮)など。